片鉄ロマン街道

岡山県の東部は、瀬戸駅を過ぎたあたりから豊かな自然いっぱいになります。

昔この辺りは、三石とか柵原とか鉱物資源で栄えていましたが、現在はその面影をとどめるだけとなっています。

三石は今でもJR線が通っていますが、柵原の鉱山鉄道(片上鉄道)は20年以上前の平成3年(1991年)に廃線になってしまいました。

その線路跡を利用してサイクリングコースになったのが、片鉄ロマン街道です。

片鉄ロマン街道案内看板

コースは往復68㎞と長距離ですが、アップダウンが少ないため、比較的易しいコースです。

JR西片上駅から徒歩30分くらいのところに、無料のレンタサイクル所があります。

ここは全て無料のレンタサイクル。自転車の数も結構豊富にあり、段切り替え付き自転車もあるため、車でふらっと乗りに来ることも可能です。(20台以上とめられる広い駐車場があります)

ターミナルは朝9時から開くので、すぐ自転車を借りて出発。出発から1分ほどで、見事な緑のトンネルが出向かえてくれます。(写真は11月初旬)

和気ドームと鵜飼谷温泉を過ぎ、左手の川に新田原井堰が見えたら、往路の1/3地点です。

そのまま川沿いを気持ちよく走ると、40分ほどで2/3地点である、苦木駅につきます。

駅舎の中には、旅のノートがありますので、思い出に書き込みするのも良いでしょう。

そうそう、長い距離のサイクリングなので、トイレなど気になると思いますが、約5㎞ごとに、トイレが設置されていますので、大丈夫です。↓のようにとてもきれいなトイレも複数個所あります。

このトイレを過ぎると、残り10km足らず。最後の頑張りです。途中にはめずらしい、自転車専用?の細い橋があったり、きれいな河原があったり、楽しみながらサイクリングできます。

ここまで来れば、ゴールはもう目の前。

そして、ここ↓がゴールの柵原ふれあい公園になります。昔の駅舎がほぼそのまま残っていて、柵原鉱山の資料館もあります。

いかがだったでしょうか?

日頃、運動をしていない私にはちょっとハードでしたが、Jリーグのキング・カズ曰く、”無理をしていないと、無理ができない体になる”。

その通りだと思います。

少しハードではありましたが、秋のサイクリングは、とても気持ちが良かったです。

所要時間は、レンタサイクルで、少しゆっくり目に運転して以下の通りでした。

往路:9時サイクルターミナル出発、12時少し前に柵原ふれあい公園着。(途中3回休憩)

復路:昼食後、12時半柵原ふれあい公園出発、15時半ターミナル帰着。(途中3回休憩)