資産形成の方程式

数々の金融小説を上梓している橘玲氏によれば、世の中には金持ちになるための方程式というものが存在して、それは次の簡単な式で表せるそう。

それは、

資産形成=(収入-支出)+(資産 × 運用利回り)

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方(幻冬舎)より抜粋-

つまり資産を増やす方法は、次の3つしかありません。

①収入を増やす。②支出を減らす。③資産を上手に運用する。

確かに 巷にあふれる”財テク本”は、このいずれかに分類されます。

でも、これらのどれかを実行しよう決め、具体的な行動を考えたとたん、何をして良いのか全く思いつかず、自分の無力さを思い知らされます。例えば、

①収入を増やす。
サラリーマンなら昇進、経営者や個人事業主なら売上げや利益を増やす、ですが、これが簡単にできるならとっくにやっているはず。
また、副業や新規事業も現実的にはリスクが高く、それなりの初期投資と相当の覚悟と運が必要です。

隙間時間でポイントを稼ぐことやほったらかしてポイントを稼ぐもできますが、継続的に頑張れるレベルだと月に2,3000円程度。1回の飲み会にも足りない金額で、やらないよりはマシですが、とても収入と呼べるレベルではありません。

簡単に収入を増やす方法は、難しそうですね。

③運用利回りを上げる。
これも、銀行預金が0.1%で高金利と言われている現在では、仮に100万円預けても、1年後に得られる利息は800円程度。

株や先物FXは、短期的にはゼロサムゲームなので勝ち続けることは不可能。少し冷静に考えればわかります。

そうなると、②支出を減らす。が、もっとも確実で現実的です。

ここで多くの人は、食費電気代を節約したり、何かをあきらめたりしがちですが、ここでテクノロジーを上手に使えるかどうかで、支出の減り具合が大きく変わってきます。

食費や交通費は、生活に欠かせないものですが、ポイント旅行パックふるさと割を利用することで、支出を半減させることも可能です。

ちょっと高価な買い物として、パソコンがあると思いますが、モデルやCPUの世代の変わり目を狙うこのような方法で、半額以下~1/3の価格で新品を購入できたりします。

タブレットも、AmazonのFire OS品であればこの時期に購入することで、1万円以下で購入可能です。

また、視点を変えることで、固定費である各種保険代だけでなく、税金でさえ、年に10万円以上、取り返すことが可能です。

次記事へ