冬の暖房代節約は、カセットガスストーブとエアコンのコラボで決まり。

そろそろ冬が近づいてきましたが、皆さんの冬支度って何をしていますか?

ここ数年、夏が異常に暑くて冷房(エアコン)は必需品になったので、夏も冬もエアコンだけって家庭も多いと思います。

でもエアコンって、意外と電気代がかかるイメージありませんか?

そこで、電気料金が計算できるHPで、電気代を計算してみました。

ワンルームで標準的な2.2kWタイプ、平均消費電力800W のエアコンを、1日平均8時間(平日5時間、土日15時間)運転したとして、1か月1エアコン当たり、約5200円になります。

最近のエアコンはもっと省エネだし、地域や家の断熱性によって、感じる寒さは全然違うので、目安の金額と考えてください。

ちなみに今年の夏は、”24時間エアコンをつけっ放しの方が安い” と言ううわさが広まったおかげで、ネット上に沢山の、つけっ放しの実験結果が転がっています。

結果は、つけっ放しの方が高くなる、となる場合がほとんどのようで、その時の電気代は4500円前後、必要な時につけた場合は、それより1000円安い3500円前後といった記事が多いようです。

つまり、普通の使い方の場合、電気代は3500円程度となりますが、暖房の場合は、それにプラスしてヒーター代が加わりますので、その約1.5倍の5200円は、妥当な金額だと思われます。

では、本題のカセットガスストーブの場合はどうでしょうか?

カセットガスストーブは、ホームセンターや電気店で、6千円から1万円で売られています。

手に取ってみるととても軽く、1㎏あるかないかくらい。電池も電源もいりません。

これが我が家のカセットガスストーブたちです。(右側のは屋外用です)

左から、1kWタイプ、1.8kWタイプ、屋外用

こんなものでほんとに暖かくなるのか不安になりますが、実際に使ってみると、驚くほど速く部屋が暖まるんです。

我が家のリビングは8畳ほどで、ガスを付けて2,3分程度で暖かくなってきます。

私の住んでいる岡山県南部は気候も穏やかなのですが、時に雪がちらつくこともあります。

そんな時でも、5分もすれば明らかに部屋が暖まってきて、30分もすれば部屋全体が充分に暖まります。

部屋が暖まった、この状態でエアコンのスイッチを入れます。

そうするとエアコンはとても静かな低負荷モードで動き出します。

低負荷での連続運転は、エアコンが最も得意とする運転モード。
最近のエアコンの低負荷運転は、扇風機数台分の電気代しかかからないので、電気代を劇的に減らせます。

ちなみにカセットガスは、安売りだと3本で240円、1本当たり80円で売られています。

比較的大きな 1.8kWのカセットガスストーブでも、1本あれば2時間半持ちますので、30分だと5回分、1か月では、30日割る5本で、たった6本です。

ただ、1日に2回、寒い状態から使用する時もあるので、1か月10本、つまり50回分としても、800円です。

これがエアコンの場合どうなのか、先ほどのHPで計算すれば、2.2kWで30分間運転すると、27回の使用で800円を超えるます。

つまり、初動30分をカセットストーブにすれば、エアコンで30分部屋を暖めた場合の約半分の費用で済むことになります。

ストーブはワンシーズンに4か月ほど使うので、例え1万円で買ったとしても、3年で元が取れる計算になります。

このストーブの良い所は、軽くてどこにでも、屋外にも持って出れるので、ちょっとした暖を取りたい時に、とても重宝します。

もちろん冬の災害時、電気やガスが止まっても、カセットガスさえストックしておけば、何日か乗り切れるメリットも大きいです。

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