髪は長~い友達。昔こんなCMありましたよね?
あれから40年以上経ちましたが、医学やテクノロジーがこれだけ進んだにもかかわらず、医学的な”育毛薬” は、未だにできていません。
フォーブスによれば、薄毛に悩む人は1800万人。日本人の実に6人に1人が薄毛に悩んでいて、薄毛マーケットは4400億円を超えるとのことです。
これだけのニーズがあるので、かつら、増毛、育毛市場は花盛り。
中には詐欺まがいの宣伝広告もありますが、いったん始めると見た目が変わるので なかなかやめられず 、それを維持するためのメンテナンスも必要なので、悩んでる人にとっては大問題です。
でも薄毛に悩む人にとって、”髪が生えた!、〇か月でフサフサに!”というフレーズはとても魅力的。
”もしかしたら今度こそ”、と信じたくなる気持ちはわかります。
でも、そんな薬や方法が本当に出来たかどうか、超簡単にわかる方法があるんです。
それは、例えば、ソフトバンクの孫さんや、最近ちょっと薄くなったノーベル賞受賞の山中伸弥さんなど、有名人の頭をウォッチしていれば良いんです。
彼ら有名人は、見た目に気を使わなければならず、かといって世界中飛び回って忙しいため、手間のかかる手入れをする時間はありません。
しかも、健康にも人一倍気を使わなければいけないので、変な薬や あやしい商品には手を出しませんし、医学界の正しい情報も一番先に入手できる立場にいます。
そんな彼らの頭が黒く、もしくはフサフサしてきたら、それはきっと本物。
人類の幸福を誰よりも願う人たちなので、私はこんな良いものに出会った!と宣伝もしてくれるでしょう。
だから、それまで待っていればいいんです。
ハゲを売りにしているお笑いや芸能人の言うことを信じてはいけません。彼らに必要なのは”話題性” だけなので、それに踊らされるのは、ただの無駄使いです。
これは何も薄毛に限ったことだけでなく、女性であれば美容にも言えるでしょう。
美を追求している人ではなく、女性経営者や何かのプロフェッショナルな女性たちが、急に綺麗になったとなれば、画期的な”何か”ができた可能性があります。
彼女たちでも、身だしなみには必要最低限の手間で、最大の効果を求めるでしょうから。
信頼できる雑誌の、彼女たちのインタビュー記事に目を光らせておきましょう。
人の悩みは、「健康」「お金」「家族(老後)」の3つに集約されるといいます。
これらは漠然とした不安につながりますので、”もしかしたら、もしもの時に、”って、ついついお金を掛けてしまいがち。
合理的な人や理性的な人が、これらの問題にどう対処しているか冷静に観察して、自分が納得できる対応をしたいものです。