保険の掛け金は半分以下にできる -その1-

皆さん、人生の支出のうち、第1位と第2位は、食費と居住費(住宅ローン)ですが、第3位は何だか知ってますか?

多くの人は、教育費とか自家用車代を思い浮かべると思いますが、実は生命保険なんです。

公益財団法人楽天生命のHPによると、平成30年度の生命保険保険料の平均掛け金は、


全世帯平均で年間38万2千円。月額約3万2千円です。


平成24年の調査では、年間41万6千円だったようなので、少し下がってきています。

仮に年間40万円払い込むとしましょう。22歳で就職と同時に加入して、60歳まで払い込むと、40×(60-22)=1520万円になります。

家族が増えると保険金を増額したり、医療特約などの補償を増やしたり、10年ごとの更新で数万円上がったりしますので、実際には1800万円くらいになるでしょうか。

これを別の支出と比較してみます。

教育費の場合、ざっくり計算で、2人分で1400万円です。(中学生(13歳)から高校3年(18歳)まで、塾や部活・習い事で月5万円掛かったとして、60万円×5年=300万円。大学4年間の授業料が400万円として合わせて700万円。2人だと1400万円)。

自動車は人によって全然違いますが、5年ごとに200万円の車を買い替えるとして、6回(30年)買い替えると、1200万円になります。

それ以外にも、任意保険(7万円×30年)、税金類(4万円×30年)、車検(5万円×30年)、場合により駐車場(12万円×30年)で、トータル480~840万円掛かります。(ガソリン代別)

以上、まとめて表にすると、以下のようになります。

生命保険1520~1800万円
教育費(2人)1400万円(13~18歳)
自動車+維持費1200万円+480~840万円
ー20~60歳までにかかる費用ー

どうでしょうか。生命保険の負担って、こんなに大きいんです。でも実は、ちょっとの見直しで、相当安くできるんです。

多くの人は、就職してすぐ、会社に出入りしている保険のおばちゃんにつかまって、内容を良く知らないまま生命保険の契約をして、そのまま数10年ほったらかし、という状態だと思います。

次に述べる方法で、平均的な保障額で、上記の半額以下、場合によっては1/3にすることも十分可能ですので、ぜひ見直しを検討してみて下さい。

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