節税1:始めの1歩は開業届出書

サラリーマンでない(一定の収入がある)人で仕事を探している人、転職のため仕事を辞めた人、中途退職してまだ就職していない人に朗報です。
奥さん(ダンナ)が専業主婦(主夫)と言う方にも当てはまります。

これらの人は、税金が10万円単位で安くなる方法があるんです。

それは小規模企業共済への加入。

自営業の人以外、馴染みのない方がほとんどだと思いますが、これは、上のリンクやキーワード検索で探せば分かるように、月最大7万円の掛け金で、年間84万円が全額所得控除できる夢のような制度。

確定申告をしたことない人には、全然ピンと来ないと思いますが、非常に分かりやすく説明すると、

年収240万円 (月収20万円 )のサラリーマンは、住民税・所得税合わせて12万円くらい取られるが、小規模企業共済で掛け金が月7万円の場合、掛け金の約15%にあたる、その約12万円が戻ってくるという制度です。

これは毎年続くし、収入が増えると戻ってくる金額も増えるので、この恩恵は計り知れません。

しかも20年掛けつづけると、掛け金が最大120%になって戻ってきますし、数年後に廃業すれば20年待たずに元本割れなく戻ってきます。

また個人事業主は国民年金基金やiDecoにも平行して加入できるので、こちらも年最大81.6万円の控除ができ、青色申告(10万)や基礎控除、国民年金の所得控除を合わせると、無税にできます。

両方(7万円+6.8万円)だと収入(額面240万円)の多くが掛け金に消えますが、実家暮らしで家賃支出がないなら、十分やっていけます。

年収240万円というと、大卒の大手企業の初任給とほぼ同じです。

つまりサラリーマンと比べて、税金対策をしっかりした個人事業主は、


20年で数100万円の節約ができ、小規模共済だけで2000万円(84万円×20年×1.2)を超える退職金が準備できていることになります。

税金の節約が、いかにパワフルかご理解いただけたでしょうか?

このまず1歩は、個人事業主になること。それには開業届の提出です。

国税庁のHPに、開業届出書のPDFがあるので、これに記入して近くの税務署に提出して終わり。職業はアフィリエイト、屋号は「なし」で構いません。

たったこれだけで、あなたはもうりっぱな個人事業主です。

※ちなみに、このサイトで、小規模企業共済の分かりやすい説明が見られます。

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