先日、ホームセンターのコーナンに行ったら、”コーナンPay作りませんか?” って勧誘されました。
コーナンPay!!
こんなピンポイントなPayがあるなんて知りませんでした。
でもこれ作って、どこで使えるのでしょうか?
どうやらコーナン全店で使えるチャージ式電子マネーらしいのですが、1000円チャージごとに、1%ポイントがつくのが売りだそう。
それじゃ、クレジットカードのポイントの方がよっぽど良いのでは?
おもわず突っ込みを入れたくなりましたが、オトナの対応で丁重にお断りしました。
しかし、PayPayにLinePay、楽天PayにゆうちょPayなど、思いつくだけで10を超えるPayが乱立していますが、いったいどのPayが生き残るのでしょうか?
イメージ的には、PayPayとAir PayのCMは記憶に残っています。
街中でもPayPayの赤いマークはよく見かけます。
先日、懇意にしている個人経営の喫茶店さんに行ったら、”PayPayで払えますよ” っていわれました。
今までその店は現金だけで、クレジットカード払いは出来なかったのですが、なぜPayPayは導入したのか、理由をたずねたところ、
クレジットカードの場合、個人経営の店は、だいたい5%マージンを取られるうえ、カード用の設備もそろえなくちゃいけないので、敷居が高かったそうです。
でもPayPayは、ほとんど設備投資がいらず、ユーザーがお店のQRコードをスマホで読み取る方式だと、手数料が3年間0円!だそうで、すぐ導入を決めたそうです。
決済も、1秒足らずで完了するので、レジ打ちより早いとのこと。
またPayPay払いは車検にも使えるらしく、100億円キャンペーンの時は20%還元だったので、街の板金屋さんがお客に ”PayPay払い” を勧めて、お客さんも安くなってとても喜ばれたとのことです。
これは広まるわけです。
またPayPayは、中国のアリペイとも提携しており、中国人旅行者はPayPayのQRコードで決済できるため、大きなアドバンテージになっています。
また、インド最大のPaytmとも連携しているので、中国と合わせ、世界人口の半数が利用できる環境を整えることになります。
さすが世界の孫さん、スケールが違います。
Payが世界でも使えるようになると、Payと連携しないクレジットカード会社は、相当ヤバいことになりそう。
なにせ店側の設備投資が要らないのだから、新規はみんなPay払いになってしまいそうです。
そうなると今後、クレジットカードを作って〇か月以内に〇万円使うと〇ポイント還元! とかのサービスがいっぱい出てくると思います。
クレジットカードは、携帯電話や生命保険と違い、コストをかけることなく簡単に何枚も作れるので、客の奪い合いではなく、発行枚数自体が増えて見かけ上のパイは拡大するでしょう。
でもカードを作る人は、一定期間内にポイントをゲットするのが目的なので、多くの人は、キャンペーンポイントやマイルを獲得したら解約すると思います。
もちろんPay側も、〇%還元などの攻勢をかけてくるでしょう。
なので、私たち消費者側は面倒がらずに、どのPayやクレジットカードをいつ作ればお得か、じっくり研究すれば、おいしい果実を手に入れられる、とてもラッキーな状態がしばらく続くと思います。