今年は、11月下旬になってから急に寒くなりました。
比較的温暖な岡山県南部でも、11月の最終週あたりでは、朝、車の窓が凍り付き、フロントガラスについた氷をスクレーパーで掻き落とす寒さになります。
当然、夜は冷え込むので、冷たい布団に入るのにも勇気が入りますし、布団が暖まるまでは、震えながら寝ることになります。
寒がり・冷え性の私にとって、これは拷問。
何とか布団を暖かくする方法はないか考えて、以前は布団乾燥機で布団を20分くらい温めていました。
この方法はとても快適なのですが、セッティングがちょっと面倒。(↓こんな感じ)
毎回袋を布団の中にセットして、終わったら片づける作業が面倒で、そのうちやらなくなりました。
最近は、袋の無いタイプが主流のようですが、暖めにムラがあり、足元まで温まらないものもあるそうです。
ところが最近、手間いらずで快適に布団を温める方法を編み出したので、ご紹介します。
まずは、一目でわかる絵を描いたので見てください。↓
電気敷き毛布(140cm)と電気あんかを、敷き布団のシーツの下にセットします。電気あんかは、敷き布団の上でも良いです。(上図はシーツの上にセットです)
そして、敷き毛布のコントローラとスイッチ付きテーブルタップを枕元にセットするだけで完了。
掛け布団は、ちゃんと上から掛けておかないと、温まりません。
シーツの横のファスナーは、半開きのままになりますが、使用上特に問題はありません。
これだと、布団に入る10~15分前に、枕元のスイッチをONにするだけで、ぽかぽか布団で寝ることができます。(コントローラは最大にしておきます)
電気敷き毛布は、188㎝タイプを買えば電気あんかは不要ですが、188㎝は値段が高いし、上図のように分けた方が便利な場合もあります。
それは、体は暖まったのに足先がだけが冷たい場合。
電気敷き毛布の電源を切ったり、コントローラで温度を下げても、電気あんかだけは独立して運転できるので、足先だけを温めることができ、冷え性の私にはとても便利な構成です。
消費電力は、コントローラを”中の強”程度で使えば、電気あんかと合わせも70Wくらい。
これは、扇風機と同じくらいの消費電力なので、1日8時間、1か月の電気代は500円弱です。(電気代が計算できるサイト)
コントローラを最大にして、30分間、布団を暖めて寝るときに切ってしまえば、1か月わずか30円で済みます。
まくらも、布団の中で温めておけば、更に快適。
気になる値段ですが、140cmの電気敷き毛布は1800円くらい、電気あんかは1000円くらい。
ON/OFFスイッチ付きタップは100円ショップでも売っているので、トータル3000円あれば快適な寝具の完成です。
以前書いた、こたつ+電気カーペットよりも、イニシャルコストもランニングコストも圧倒的に安上がりなので、個人的にはこちらの方がお勧めです。
ただし、起きた時には必ず電源OFFを忘れずに。これを忘れると、一日中電源が入ったままになります。
これも、8時間タイマーをコンセントにセットしておけば完璧ですね。