テレワークを快適に。その1-音楽環境-

コロナ禍からもう1年半。テレワークもすっかり一般的になりました。

私も、1か月に2,3回、自宅でテレワークを行っていますが、家ではちょっと ”だらけ” がち。

そんな時は、音楽を聴きながらテレワークは、いかがでしょうか?

どうせなら良い音で聴きたいので、手ごろな価格で高音質を目指して揃えたオーディオがこれ ↓。

昔と違い今は、amazon music、youtubeやspotifyで、ノートPCやスマホから最高品質のデジタルデータが供給されるので、CDプレーヤーにお金をかける必要はありません。

写真では、以前ここで紹介したNAXOSという、無料で180万曲のジャズ・クラシックが聴けるサイトのデータを再生しているところで、こちらも高音質です。

というわけで、音質を決めるのは、プレーヤーから先の、DACとアンプとスピーカになります。

DACにUSB入力端子がなければ、USB端子からのデジタル信号をオーディオ機器に接続するために、 DDC(デジタル-デジタル コンバータ) が必要ですが、これは数千円のもので充分です。

ちなみに、ノートPCや、ほとんどのスマホのUSB-C端子からは、音楽のデジタル信号が出力されていますので、音源さえ高音質なら問題ありません。

ただしスマホとは相性があるようで、Sony のExperiaや GoogleスマホのPixel 3a は特に問題なかったですが、シャオミの1円スマホ、Redmi NOTE-9Tだと、Amazon music unlimitedではモノラル出力になりました。理由はわかりません。

また、安いDDCは、バスパワーで電力供給しているので、スマホだと電池の消耗も心配です。

なので、格安スマホをお使いの場合は、後述する Bluetooth接続できるUSB-DAC を使うか、ノートPCから出力する方が良いと思います。

今回は、”テレワークを快適に。”が目的なので、トータルコストは10万円と決めて、選んだものは以下です。

DAC:Cambridege Audio DACMAGIC2

アンプ:BOSE TA-55

スピーカ: Cambridege Audio SX-50

DDC(デジタル/デジタル コンバータ) :FX-Audio FX-D03J

ちなみにDACとアンプは、20年ほど前に使っていたものを引っ張り出してきました。

なので、実際に使ったお金は、スピーカの1万8千円と、DDCの3000円だけです。

この組み合わせ、結論から言って、すばらしい!の一言。

臨場感、空気感、そして何といっても、SX-50の質の良い低音がたまりません。

トルクの太いアンプ(3Ωのスピーカ駆動が可能)と、アナログ出力にこだわったDAC(専用トランスを3つ搭載しています)の貢献も大きいでしょうが、最終的な音質を決めるのはスピーカなので、スピーカの調査はさまざまなレビューを見て、徹底的に行いました。

こだわった点は1点だけ、小音量でも質の良い低音が聴けること。

テレワーク時の小音量でも、良質で心地良い低音があれば、仕事もはかどります。

そうして選んだスピーカが、 Cambridege Audio のSX-50。

SX-50 は知る人ぞ知る名機で、沢山のレビューがありますが、マイナス評価はまず見たことがありません。

なので、オークションでもまず16000円を下回ることは無く、競り負けるので、定価での購入を考えたのですが、アバックという中古ショップに新品(アウトレット)が格安で複数台の在庫があったのでここから購入しました。

初めての購入でしたが、ショップの対応もすばらしかったので、ここで紹介します。

このスピーカ、強いて欠点を言えば、高音域の艶が足りないことくらいですが、新品のせいかもしれないので、エージングで良くなっていくと期待しています。

社会人になりたての頃、トータルで60万円くらいかけて、オーディオに、のめり込んだ時期がありましたが、その時の音よりも確実に良い事が分かります。

オーディオは、投入した金額に必ずしも比例しない、とは聞きますが、その通りでした。

ちなみに、アンプって音を増幅するだけだから、何でもいいや、と思っている人がいたら、大間違い。

アンプの良し悪しを例えるのは難しいですが、綺麗な写真を拡大するとき、色のバランスが変わったり、細かい部分がボケてしまったら、大きなポスターに印刷した際、画質は明らかに悪化しますよね?

良いアンプで音楽を聴くと、ごちゃごちゃに聞こえていた音が、はっきり分かれて聞こえるようになり、低音もしっかり締まり、人の声のサ行も、耳障りでなくなります。

また、先の写真の例だと、綺麗なポスターを作るには、

①質の良いカメラレンズ  ー 質の録音設備

②質の良い撮像素子    ー 質の良い音源

③質の良い画像加工ソフト ー 質の良いアンプ

④質の良い紙とプリンタ  ー 質の良いスピーカ

というように、全ての質が担保されないと、良い結果に結びつきません。

インターネットでも、サーバ容量、回線、ルータ、PC(スマホ)、どれか1つでもチープだと、表示に時間がかかってイライラするのと同じです。

これら全てにこだわると面白さも倍増するのですが、際限なくのめり込んでしまい、オーディオという”沼”にはまってしまいますので、ほどほどに。

ー追記ー

ついでに、子供のスマホから簡単に無線接続させるため、Fiio のBTR-3K(Bluetooth接続できるUSB-DAC)も、9000円で買いました。

それなりに評価の良いものですが、我が家の上記セットで聴くとLDACでも、音の情報量が違うことが分かります。やはりDACの価格差は否めません。(もちろんFiioも、BGMには充分すぎる音質です)

Bluetooth接続で、ワンランク上の音質を求めるなら、その上位機種( BTR-5K )を選んだ方が良いでしょう。

一応、アマゾンのリンクを貼っておきます。

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