ヘッドハンティングの実際

先日、ダンナが、外資系企業のヘッドハンターの方からお話を伺う機会がありました。

きっかけは、Linked INに書かれたダンナの経歴や資格を見て興味を持ち、アプローチされたそうで、セミナーとかではなく、電話による1対1の対話形式だったようです。

ヘッドハンティング事情を知る、めったにない機会だったので、差し障りの無い範囲で、内容をお伝えしたいと思います。

ヘッドハンティングと言えば、その業界でバリバリ働いて目立っている人に、”お声が掛かる”イメージですが、実際にはそんなことはなく、地道にFacebookやLinked INなどの公開情報を見て、アプローチすることも多いそう。

ドラマでは、超優秀な技術を持っているのに会社で理解されず、くすぶっている技術者とか、社内の権力争いに巻きこまれて、割を食った優秀営業マンなど、会社に不満を持っている人を狙って引き抜くなどの派手なイメージがありますが、これも実際は違うようで、

アプローチした人に会ったり電話したりすると、多くの人は今のポジションに満足しており、転職など考えていない場合が多いため、まずは良好な関係をつくり、機会があれば求人の情報を提供する、と言うスタイルをとるそうです。

考えてみればこれは当たり前で、優秀な人の周りには、それなりの人が集まるわけで、会社で居心地が悪いはずがなく、仮に会社に不満を持っていても、優秀な人なら、社内でうまく自分をポジションを確保する力量があるはずで、逆に会社の不満を言う人は、自分を過大評価しているか、対人関係に問題ある場合が多いそうです。

なので、初めは雑談のようなものから始まり、定期的にコンタクトをとる中で、こういう業界もありますよ、こんな求人もありますよ、と情報を提供し、徐々に興味を持ってもらう、というわけ。

なるほど、です。

なので、もし、あなたがヘッドハンティングされることがあれば、リア充な顔をして、

”毎日が充実していて楽しいです!” と答えましょう。そこから先は、あなたの実力次第ですが。

ちなみに英語力は、技術者であれば、TOEICで760点程度もあれば問題ないそう。

760点と聞いて、”そんなに高いの?”と思った方は、ダンナも含め、外資系からのヘッドハンティングはあきらめましょう。

でも、これからの社会で、英語を理解する力は、ほぼ必須です。

かならずしも、流暢に話せる必要はないですが、読める/聞ける必要はあると思います。

既に、一次情報の多くは英語の情報ですから。

ほぼ英語力ゼロの人は、何度か紹介しているこのサイトをどうぞ。

すでに知っているニュースを英語で確認できるという意味で、このサイトも人気ですね。

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