消費者還元事業の5%還元政策が始まって半年経ちましたが、すっかり定着しましたね。
街のスーパーでも、半分以上の人がクレカかpayで支払っていて、レジもスムーズになった気がします。
支払いと言えば、賃貸物件に住む人にとって最大の支払い、それは家賃です。
東京都のファミリータイプの家賃って、2LDK、3DKクラスで15~20万円くらいかかります。でもこの家賃、ほとんどの人が銀行振り込みではないでしょうか?
銀行振込って、ネットバンキングだと手数料無料になるくらいで、支払う側も受け取る側も、ほとんどメリットがありません。
これを、もしpayで払うことができたら、5%戻ってくるので7500円~1万円、payのキャンペーンも合わせると10%になるので、15000円~2万円が戻ってくることになります。
これは大きい!!
でも、大家さん側はわざわざpayの契約をしないといけないので、面倒なはず。何かメリットが無いと動いてくれそうにありません。
そこで考えたシナリオがこれ。
paypayの場合、2021年9月までは手数料の類が一切かからないため、手続きさえ面倒がらなければ、今から1年半程度、無料で運用できるので、空室に悩んでいる大家さんがいたら、pay払いの導入は入居希望者にとって非常に大きな魅力になります。
ワンルールで家賃を6万円とした場合、6000円×18カ月で10万8000円、先のファミリータイプだと、2万円×18カ月でなんと36万円が戻ってくるのですから!
つまり、空室に悩む大家さんが、多数pay払いを導入してくれると、不動産屋さんは、それを入居希望者に説明する訳ですから、おのずと入居率は高くなります。
ちなみに試験運用レベルですが、一般の不動産屋さんでpaypay家賃払いを実施しているところもあります。
pay側も、導入前後の入居率の変化を統計的に示すことで、より多くの大家さん=顧客を取り込めるので、悪い事ではないはずです。
そうすると、payを導入していない大家さんの新規の入居率が下がるので、ハイテクに弱い大家さんも、pay払いを検討せざるを得ません。
問題は、消費者還元事業は、あと1年半しかないので、このサイクルをロケットスタートさせる必要があることです。
それにうってつけなのが、近年問題を起こしたレオパレス21。
現在、家賃最大2ヶ月分無料、敷金礼金0円、前家賃0円のトリプルゼロキャンペーンをうっており、中国系のpay払い(WeChat pay,Alipay)にはすでに対応しています。
ここで、Alipayとも提携関係にあるpaypayが加われば、話題性も手伝って一気に広まる可能性もあります。
残念ながら2020年現在、paypay残高による家賃の支払いは禁止事項となっています。
孫さん、レオパレス21への投資と合わせ、paypay残高払い、もう一度考え直してくれないかなあ。