以前、この記事に書きましたが、コロナに感染していないか、日々のバイタルサインの確認用にスマートウォッチを購入しました。
アマゾンで3300円くらいで売られている、ごく一般的なものです。
安いものなので、あまり期待していませんでしたが、とても高機能で驚きました。
こんなに安いのに血圧が測定でき、しかも10分おきに自動測定して、その結果をスマホに送ってくれるので、睡眠時の血圧を翌朝には簡単に知ることができます。
この機能によって、私には夜間高血圧の症状が無いことが分かりました。
ただし睡眠の質は悪いようで、浅い睡眠が多く、夜中に何度も目を覚ましているようです(自覚はありませんが)。なので、私の場合、睡眠の質より量を増やす必要があることがわかります。
この機能って、例えばバスや電車の運転手さんが、昨夜よく眠れたかどうか、睡眠不足でないかをチェックすることができ、居眠り事故防止に使えそうです。
また、心拍のモニターから、自分がどんな時に緊張やストレスを感じているかもわかります。
これらのデータをかかりつけ医に見せれば、病気の兆候が発見できたり、生活習慣の改善に使えるかもしれません。
場合によっては、心拍数と血圧から、好きな人がバレるかもしれませんね。
2020年のモデルからは、体温も測れるようなので、ますます多機能になってきています。
ただし良いことばかりではありません。
スマホとbluetoothで通信して、フリーのスマホアプリに記録するので、セキュリティーが心配です。
どうしても、アプリがどこかに勝手にデータを送信していないか疑ってしまいます。
このソフトをスマホに入れた翌日に、
”このデバイス上で、microsoftアカウント用のパスワードを使用してサインインしようとしました。”
というメールがMicrosoftアカウントから来たのも不気味です。
なのでセキュリティーが心配な人は、使わなくなったスマホを用意して、そちらにソフトをインストールすれば良いと思います。
先日NHKで、”さよならプライバシー”という番組を見ました。
私たちは、個人情報と引き換えに便利さを享受しているのだと。その通りだと思います。
でも、分かっていても、この便利さを手放すことは、もはやできませんね。