備中松山城は、岡山市内から車で1時間ほどで行ける、日本一高い所にある山城です。
山城(城跡)といえば、兵庫県の武田城址が雲海に浮かぶ城跡として有名ですが、備中松山城も
条件が良ければ、↓写真のとおり、とても幻想的。
備中松山城は、標高430mの臥牛山山頂に、300年以上前に築城されたとのこと。
標高430mと言っても、山に登ったことがない人には、ピンと来ないと思いますが、ふもとの登山口から登って、大人の足で50分かかる距離です。
そんな山頂にこの石垣に瓦、どうやって運んで積み上げたのか、当時の人々のすごさに、ただただ圧倒されます。
お城は大きく分けて、平城と山城があります。
平城は、戦国時代が終わり、平和になってから象徴的に建てられたものが多いのに対し、山城は戦国時代に、戦の拠点として建てられられたものです。
なので、天守の中には暖をとったり籠城にそなえるための囲炉裏があったり、実用的なつくりになっています。
ふもとから登ると結構ハードですが、城見橋公園から、シャトルバス(200円?)が出ていて、それに乗ると、残り700mのところまでバスで連れて行ってくれます。
そこから10分も歩けば頂上に着くので、体力のない人でも大丈夫。
これから秋のシーズン、健康維持のためのちょっとした運動に最適だと思います。
そうそう、幸運にも、現城主の”さんじゅうろう”にも会えまいした!
さんじゅうろう、思ったより高齢のようで、休憩のためよくいなくなり、いつでも会えるわけではないようです。