新型コロナが日本で流行りだして、ほぼ半年経ちました。
感染対策も日常化し、マスクにもアルコール消毒にも慣れ始めてきましたが、本音を言えば、やめたい。
面倒くさいことは長続きしないので、正直言って、最低限の対策だけにしたい。といったところでしょう。
最近は手洗いも、指先だけちょちょっと洗ったり、マスクも暑苦しいので、鼻を出したりしていますが、これって対策を簡略化し過ぎて、実は意味のない対策になっていないか、素人の私たちには、なかなか判断つかないと思います。
そんな”ずぼら”な私たちに、ぴったりな本を見つけたのでご紹介します。
それは、「うっかりやりがちな新型コロナ感染対策の間違い15」という本。
70ページくらいなので、本というより、ちょっとした小冊子と言った方が良いかもしれません。
値段も税込み990円で、お手頃。数ある新型コロナ対策本の中でも最低価格の部類です。
値段は安くても、内容はしっかりしていて、
例えば、”はじめに” では、
海外の報道で、道路や商店街に薬を噴霧している映像を見かけるが、
道や商店街から新型コロナに感染することはないので、あれは感染対策ではなく、経済とマンパワーの大いなる無駄使いだとあり、
そんな無駄な対策ではなく、日常生活で対策をしている”つもり”になっている正しくない対策を、正しい対策に改めることの重要性が述べられています。
実用的な内容としては、
例えば、手指消毒がなぜ必要か、分かりやすく説明されているため、どんな場合には、どんな方法の手指消毒をすれば良いか、状況に合わせて自分で判断できるようになります。
自宅の消毒にしても、どの程度まで実施すれば良いか、そして家庭にある洗剤でも十分対処できることが、その理由と共に、平易な文章で書かれています。
つまり、有効な感染対策とは何か、だけでなく、具体的に何をすれば良いか、どの程度までで良いか、まで書かれているため、その気になれば誰でも状況に合わせてすぐに対応できるところがすばらしい。
また、トイレのエアシャワーの使用禁止やビニール手袋の常時着用の矛盾など、「なるほど、その通り!」と、納得できる内容も多いため、新型コロナ対策の”もやもや”が、”すっきり”に変わると思います。